千葉市管弦楽団 創立40周年記念演奏会

(第67回定期演奏会)
TOYOTA Community Concert 第1501回

2014年 11月30日(日) 14時開演 (13:15開場)
千葉県文化会館 大ホール [地図を見る]
(JR本千葉駅 徒歩10分 千葉都市モノレール県庁前駅 徒歩7分)

入場料 1,000円 (前売 800円 / 全席自由席)

指揮:土田 政昭 (千葉市管弦楽団 常任指揮者)

マーラー
交響曲第9番 二長調

千葉市管弦楽団 創立40周年記念演奏会チラシ 表
千葉市管弦楽団 創立40周年記念演奏会チラシ 裏


チラシ両面PDF版

主催:千葉市管弦楽団
協賛:千葉県オールトヨタ販売店・トヨタ自動車株式会社
協力:公益社団法人 日本アマチュアオーケストラ連盟
後援:千葉市・千葉交響楽団協会・千葉市音楽協会

【チケット前売所】
千葉県文化会館 043-222-0201
千葉市民会館 043-224-2431
京葉銀行文化プラザ 043-202-1790
千葉市文化センター 043-224-8211

千葉市男女共同参画センター 043-209-8771
千葉市若葉文化ホール 043-237-1911
千葉市美浜文化ホール 043-270-5619
千葉県東総文化会館 0479-64-2001


【ご注意】
車椅子でご来場予定の方は、お手数ですがこちらのページより事前にご連絡ください。
誠に勝手ながら未就学児童のご入場はご遠慮いただいております。


【マーラー 交響曲 第9番 について】

 この曲は、マーラーが完成させた最後の交響曲です。彼は交響曲第8番を完成後、交響曲「大地の歌」を作曲。ベートーヴェン以降続いていた、第9交響曲を作曲した作曲家は第10番を完成させずに世を去るというジンクスを意識し、「大地の歌」に交響曲第9番の名を与えなかったというのが通説ですが、実際は作品がそれぞれ複雑な様式を成していることや、作曲者自身の心理的な要因も考慮すると、必ずしもそれが正しいという確証はありません。
 マーラーの持つ全てのエネルギーを外側へ解放させた交響曲第8番とは対照的に、第9番は「死」や「別れ」、「恐怖」をテーマとした極めて内向きな音楽で、曲のクライマックスと言える最終第4楽章では、チャイコフスキーの「悲愴」と同じく、「死に絶えるように」、静かに、穏やかに全曲が締めくくられます。
 全曲を支配する「死」への恐怖、混沌、厭世観への陶酔の背景として、自身の健康上の不安、妻アルマとの関係の悪化、19世紀末~20世紀初頭のウィーンの激動の時代背景が考えられます。その暗いイメージの中でも、皮肉や狂気、過去への陶酔、諦観などが渾然一体となり頽廃的な美しさを奏でており、この曲が世界の音楽ファンを魅了して止まない理由となっています。また、交響曲第9番は彼の最高傑作とされており、世界のオーケストラが何らかの節目や記念的行事の際に採り上げることの多い曲でもあります。
 マーラーはこの曲の初演を生前に行うことが出来ず、彼の死の翌年1912年6月26日に、弟子であり後に大指揮者となるブルーノ・ワルターの手によって行われました。
 1974年の創立から今年40周年を迎えた千葉市管弦楽団は、今回この大曲に常任指揮者である土田政昭氏と共に取り組みます。これまで採り上げた1番、2番、3番、5番に続いて、満を持しての挑戦です。創立当初からのメンバーから現役の学生まで、年齢も職業も様々ですが、マーラーの夢幻泡影の世界を表現すべく、団員一丸となって日々練習に励んでいます。ぜひご期待下さい。

▼マーラー:交響曲第9番  二長調


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