Takahiro KASE
千葉県生まれ。国立音楽大学、ジュネーヴ音楽院高等課程を卒業。Sinfonietta de Lausanneの客演首席奏者、大阪フィルハーモニー交響楽団の第一オーボエ奏者を歴任し2006年より東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者を務める。
2000年「国際オーボエコンクール・東京（現・軽井沢）」に入賞。2002年「第27回トゥーロン国際コンクール」においてオーボエ部門の日本人として初のヴァロワ・ド・パリ特別賞を受賞。同年「第19回日本管打楽器コンクール」第1位。2006年「サイトウ・キネンフェスティバル」にソリストとして出演。武満徹「ディスタンス」はNHKにて全国放送され絶賛された。2009年には韓国スウォンにてマスタークラスを開講。2010、2016、2019年に「日本音楽コンクール」オーボエ部門の審査員を務める。2012年には初のソロCDアルバム「Chansonette シャンソネット～20世紀のオーボエ作品集」をリリース。
ソロ、室内楽奏者として、フレンチ・バロック音楽を中心に演奏を繰り広げる「アンサンブル・ラ・レヴェランス」、木管三重奏団「トリオ・レスペランス」などで活躍している。日本中から一流プレイヤーの集まる吹奏楽団「なにわ《オーケストラル》ウィンズ」オーボエ奏者。吹奏楽への愛情は深く各地の学校での「音楽、技術、心」の指導力には定評がある。洗足学園音楽大学非常勤講師。名古屋音楽大学客員准教授。これまでにオーボエを似鳥健彦、丸山盛三、モーリス・ブルグ、ローラン・ペルヌーの各氏に師事、現代音楽をジャン＝ジャック・バレ氏に師事。
Twitter / @KaseTakahiro
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